チッチのこと

１２月１８日、名古屋で大雪が降った日、
チッチ（雌猫）が１７歳の生涯を終えました。
人間の年齢でいえば８０歳以上。
大往生ではあります。

ここ半年くらいは足が弱っており、
（全身の骨が関節炎になってしまっていた）
歩くのもやっとの状態で。
前足が骨折していても、年齢のことを考えると手術もできず。
最終的には腎臓が悪くなって、あっという間に逝ってしまいました。

食欲がなくなり、病院に連れて行ったら入院治療を勧められ、
私としては家に一緒にいたかったので、
２日後に迎えに行くと、獣医さんに伝えていたのですが、
結局入院の翌日に死んでしまったとの連絡が入り、
慌てて迎えに行きました。

入院の直前は、しきりに膝の上に乗りたがり、
私の膝の上で寝ていました。
ゴロゴロと喉を鳴らすこともなく、
このまま息を引き取ってしまうんじゃないかと案じていましたが、
悪い予感は当たってしまいました。
膝の上で看取ってやれなかったのが唯一心残りです。

亡骸を引き取って来て、長男と大泣きしました。
５歳の息子がそこまで泣くとは思いませんでした。
長男が「チッチを燃やしちゃうなんて絶対に嫌だ」
「チッチの誕生日は春だから、土に埋めて、春に咲く花を植えるんだ」
などと主張するので、色々調べた上で家族会議を開き、
庭の片隅に土葬しました。

実家で飼うこと１１年、我が家で暮らすようになって６年半。
高齢だから別れの日はそう遠くないと、頭の片隅に入れてはいましたが、
最後はあっという間でした。
チッチが歩けなくなったらどうしようとか、介護について色々考えてはいたのですが、
その苦労を掛けまいと思ったのか、全て自分でできるうちに逝ってしまいました。

少し寂しいクリスマスが過ぎ、
少し寂しい新年を迎えようとしています。

度々、このブログに登場してましたので、
年内にご報告をと思い綴りました。

我が家のひとつの命が星になりましたが、
来年、新たな命が産まれます。
３月末に女の子を出産予定です。
そして少し生活が落ち着いたら、仔猫を迎えたいなぁと、漠然と家族で話しています。
やっぱりネコのいない生活は寂しいので。

なんだかしんみりとした話題で今年を締めくくりますが、
みなさんよいお年をお迎えください。